NEWS

ニュース

ニュース/コラム

出世レースの愛2歳G2ベレスフォードS、スタディオブマン産駒ディープワンが逃げ切り

2023年09月24日 14:49

  • 友だち追加数

 現地23日、愛カラ競馬場で2歳G2ベレスフォードステークス(芝8ハロン)が6頭により争われ、逃げるディープワン(2番人気タイ)が2馬身ほどのリードで中間点を通過すると、直線入口から後続を突き放してそのままリードを守り切った(1馬身3/4差)。

 5番人気のチーフリトルロックが4番人気グロブナースクエアとの2着争いを短アタマ差で制し、1番人気のネイビーシールはさらに1馬身1/2差の4着。6着まで中間点の通過順通りでの決着となった。

 ディープワンはディープインパクト産駒の仏ダービー馬スタディオブマンを父に持つ牡馬でP.トゥーミー調教師が管理。5月にレパーズタウン競馬場の芝7.5ハロンでデビューすると2連勝し、その後はリステッドで2着、前走のG2チャンピオンズジュベナイルステークスで4着に敗れていた。

 この2歳世代が初年度産駒のスタディオブマンは種牡馬として重賞初制覇。地元メディアの『irishracing.com』は、トゥーミー師の「彼は強いペースを保てるし1マイル1/4(10ハロン)から1マイル1/2(12ハロン)の馬だと思う」とダービーを意識したコメントを紹介している。なお、大手ブックメーカーの『パディパワー』は英2000ギニーにおけるディープワンの前売りオッズを34倍から21倍にカットした。

 ベレスフォードSは近年の勝ち馬からルクセンブルク(2021年)やジャパン(2018年)、サクソンウォリアー(2017年)、カプリ(2016年)らの活躍馬を続々と輩出。2008年にはシーザスターズも制している。