現地28日、米アケダクト競馬場でG2マザーグースステークス（3歳牝馬、ダート9ハロン）が行われ、J.ルパルー騎乗のザイジェラが1番人気に応えた。

　2番手をキープしてレースを進めたザイジェラは第3コーナーから吉田勝己氏所有のディファイニングパーパスと共に上がっていき、直線入り口で先頭へ。すぐにディファイニングパーパスを振り切ってセーフティーリードを築くと、最後は3馬身半差をつけてゴールした。

　P.バウアー厩舎のザイジェラはナイキスト産駒。2歳時にG1ブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフで14着と惨敗し、前々走のG3サラトガオークスも6着と芝路線のG1では結果が出なかったが、前走の一般戦で2歳G1アルシビアデスステークス3着以来のダート（8.5ハロン）に戻ると6馬身1/4差の圧勝。今回もまたダートで走り、重賞勝利を手にした。