現地19日、米サラトガ競馬場でG1アラバマステークス（3歳牝馬、ダート10ハロン）が行われ、J.ロザリオ騎乗の伏兵ランダマイズドが1番人気のウェットペイントに4馬身差をつけて圧勝した。

　ランダマイズドは好スタートからハナを主張。2番手には吉田勝己氏が所有のディファイニングパーパスがつけ、ウェットペイントは内の4番手で待機する。第3コーナーから前2頭が後続を離し始めるが、直線に入るとランダマイズドが独走状態に。2着に上がってきたウェットペイントも寄せ付けず、余裕の勝利を収めた。

　C.ブラウン厩舎のランダマイズドはナイキスト産駒。ニューヨーク牝馬三冠初戦のG1エイコーンステークスは6着に終わり、ウェットペイントが制した二冠目のコーチングクラブアメリカンオークスは不出走だったが、重賞初制覇を三冠最終戦の大舞台で成し遂げた。