現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1ケンタッキーオークス（3歳牝馬、ダート9ハロン）が行われ、2番人気のソーピードアンナが1番人気のジャストエフワイアイに4馬身3/4差をつける圧勝を収めた。

　内枠から先頭争いに加わったソーピードアンナは向こう正面までにハナを取り切ってレースをけん引。ジャストエフワイアイは5番手付近で機をうかがう展開に。そのまま直線を迎えるとジャストエフワイアイが早めに2番手まで上がっていく。しかしソーピードアンナは並ぶことも許さずさらに脚を伸ばし、最後は昨年の2歳女王を突き放してクラシック制覇を達成した。

　K.マクピーク厩舎のソーピードアンナは、メダグリアドーロ系ファストアンナの産駒。前走のG2ファンタジーステークスで重賞初勝利を挙げており、通算5戦4勝での戴冠を果たした。なお父ファストアンナは現役時代に重賞未勝利で、ソーピードアンナが産駒初のG1馬となった。