現地3日、米チャーチルダウンズ競馬場でG1ラトロワンヌステークス（4歳以上牝馬、ダート8.5ハロン）が行われ、F.ジェルー騎乗のイディオマティックが1番人気に応えた。

　5頭立てのレースで差のない2番手と好位を確保したイディオマティックは、第3コーナーで早くも逃げるドースヴェイダーに内から並びかける。そのまま先頭に立って直線に入ると、後続を寄せ付けずにゴールへ飛び込んだ。

　3馬身3/4馬身差の2着はフリーライクアガール。昨年のケンタッキーオークス馬プリティミスチヴァスはさらに1馬身半差の3着までだった。

　B.コックス厩舎のイディオマティックはカーリン産駒の5歳馬。昨年は11月のブリーダーズカップディスタフまでG1での3連勝を含む重賞5連勝をマークして最優秀ダート古牝馬に輝いており、約半年ぶりの実戦だったここでも健在をアピールした。