現地4日、米サンタアニタパーク競馬場でG1ブリーダーズカップディスタフ（3歳以上牝馬、ダート9ハロン）が行われ、F.ジェルー騎乗のイディオマティックが1番人気に応えた。

　イディオマティックは逃げたランダマイズドから差のない2番手を追走。隊列そのままに両馬がほぼ並んで直線に入ると、イディオマティックがわずかに前に。追いすがるランダマイズドを半馬身差で振り切ってゴールに飛び込んだ。

　後方から末脚を伸ばしたレダヴィーダがランダマイズドにハナ差の3着だった。

　B.コックス厩舎のイディオマティックはカーリン産駒の4歳馬。今年6月のG3ショーニーステークスが重賞初制覇だったが、そこからは連勝街道を驀進。8月のパーソナルエンスンステークス、10月のスピンスターステークス、そして今回とG1での3連勝を含む5連勝を達成した。