現地7日の独G1バーデン大賞に出走予定だったレベルスロマンスが、馬場不適を理由に出走回避した。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　C.アップルビー厩舎の7歳セン馬レベルスロマンスは世界各国を渡り歩いてG1勝利を積み重ね、前走のベルリン大賞で8度目のG1制覇を果たしていた。アップルビー調教師は回避理由を「彼の状態は良好。問題は馬場だけだ」「とても湿っているので待つことにした」と語っている。

　また同師は今後について、9月下旬の独G1オイロパ賞か米G1ジョーハーシュターフクラシックに行く可能性を示した。

　なおバーデン大賞は独ダービー馬ホーホケーニヒも回避しており6頭立てに。昨年7月のキングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス以来のG1制覇を狙うゴリアットは8番枠、豪州遠征で4月のG1タンクレッドステークスを勝ったドバイオナーは5番枠に入っている。