24年の米2歳王者シチズンブル、来年からアシュフォードスタッドで種牡馬入り
2025年10月16日 14:03

2024年の米最優秀2歳牡馬に輝いたシチズンブルが現地11月1日のG1ブリーダーズカップダートマイルを最後に引退し、来年からは米アシュフォードスタッドで種牡馬入りすることがクールモア・アメリカから発表された。
シチズンブルはイントゥミスチーフ産駒の3歳馬。B.バファート厩舎に所属し、24年にG1アメリカンファラオステークス、G1ブリーダーズカップジュベナイルを連勝して2歳王者に選出された。
3歳となった今年は初戦のG3ロバートB.ルイスステークスを勝ったものの、クラシック路線ではG1ケンタッキーダービー15着など結果を出せず。8月末にリステッドのシェアドビリーフステークスで久々の勝利を挙げ、BCダートマイル向かう。ここまでの通算成績は9戦5勝。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、アシュフォードスタッドのD.ライアン氏は「イントゥミスチーフ産駒の2歳牡馬で唯一、エクリプス賞を獲得したシチズンブルは素晴らしい戦力となるだろう」とコメント。「父のイントゥミスチーフと母父のディストーティドヒューマーのニックスからは、すでにG1馬の父となったプラティカルジョークが出ている。母系はウチで将来有望な若手種牡馬のティズザローの血統でもある」と期待を寄せている。