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ヴォイッジバブルと久々にコンビのパートン騎手、打倒ロマンチックウォリアーに前向き

2025年11月12日 12:20

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 昨季に史上2頭目の香港三冠を達成するも、今季初戦のG2シャティントロフィーで惨敗したヴォイッジバブルが、G2ジョッキークラブカップ(23日)に向けてトライアル(実戦形式)に臨み、香港ジョッキークラブの公式サイトがコンビを組むZ.パートン騎手のコメントを紹介した。

 ヴォイッジバブルは三冠達成を受けて前走のシャティントロフィーに61kgのトップハンデで臨むも、M.プーン騎手の仕掛けに反応できず12着に惨敗。叩き2戦目のJCカップにはパートン騎手で挑む。

 オールウェザー1200mのトライアルに参加したヴォイッジバブルは、大きく離して飛ばすビューティーウェイヴスとラッキースワイネスから10馬身余り離れて直線に入り3番手でのゴール。最終的に7馬身ほどの差が残ったものの、軽快に末脚を伸ばして11055を計時した。

 手綱を取ったパートン騎手は「トライアルは良かったと思う。以前に乗った時とは違う馬のようだった。精神的にだいぶ成長した感じだし、自分のためになることを全て適切にしている」と昨年の安田記念以来となる乗り味に好印象の様子。

 また、昨年の香港ゴールドカップについて「前回、2000mでヴォイッジバブルに乗ってロマンチックウォリアーと対戦した時は、彼とクビ差で他の馬たちは引き離した」と振り返るとともに「あれからロマンチックウォリアーが凄いことをやり遂げてきたように、ヴォイッジバブルも進化している。あとは当日に誰が流れに乗れるかだと思うんだ」と逆転も可能との考えを明かしている。