英国王所有のポイントオブローがG3バーレーントロフィー制す、母父はディープインパクト
2026年07月10日 11:36
現地9日、英ニューマーケット競馬場でG3バーレーントロフィー(3歳、芝13ハロン)が行われ、英国王夫妻が所有するポイントオブローが勝利した。
逃げ馬から差のない2番手につけたポイントオブローは、各馬が追い出した残り2.5ハロン付近で先頭へ。後続も追いすがってきたが、最後はガリヤンを半馬身差で退けた。
J&T.ゴスデン厩舎のポイントオブローは父フランケル、母父ディープインパクトという血統で、英国王チャールズ3世夫妻の所有馬。5月に2戦目で勝ち上がると、続くロイヤルアスコット開催でのG2クイーンズヴァーズで4着に入っていた。
J.ゴスデン調教師は「前走はスタート直後のコーナーで接触などの不利があり、最後方まで下がってしまった。そのため馬群の外を大きく回らざるを得ず、絶望的な位置から4着まで追い上げたのは素晴らしい走りだった」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。そのうえで「今日は素晴らしい精神力を見せてくれたし、加速する際の動きやレース運びも気に入った。本当に満足している」と続けた。
今後については9月のG1英セントレジャーが出走候補に。英王室の勝負服を着て英クラシックを勝てば、1977年に英セントレジャーを制したダンファームリン以来となる。大手ブックメーカー『パディパワー』は英セントレジャーでのポイントオブローのオッズを21倍から13倍までカットしている。
ゴスデン師は「アスコットでは14ハロンを最後までしっかり走り抜いたので、セントレジャーへの挑戦は視野に入れている。ただこの馬は夏場の馬場状態を好むタイプで、9月開催の馬場が必ずしも適した条件になるとは限らない。(8月に行われる)ヨーク競馬場でのグレートヴォルティジュールステークスにも登録しており、そちらに出る可能性もある」とし、急いでローテーションを決めることはしないと語った。
