新星ベイビーヴィーノが3連勝、米G1ハスケルSでクラシック組を撃破
2026年07月19日 15:50
米G1ハスケルステークス(3歳、ダート9ハロン)が現地18日にモンマスパーク競馬場で行われ、5番手で向正面に入った6番人気のベイビーヴィーノが第3コーナーまでに2番手に進出すると、逃げ粘る3番人気ナポレオンソロとの長い競り合いを1/2馬身差で制した。
序盤をじっくり運んだベイビーヴィーノは、向正面に入るとナポレオンソロがスローペースに持ち込んだのを見て内ラチからスルスルと進出。ナポレオンソロの内に併せて第3コーナーから直線一杯に叩き合い、ゴール前でねじ伏せるように抜け出した。
さらに3馬身1/2差の3着争いを4番人気のアイアンオナーが制し、これにクビ差で2番人気のザプーマが4着。1番人気のファーザーアドゥは好位追走から勝ち馬の進出に応じて追撃態勢に入るも、直線入口から突き放される一方となって5着に敗れた。
ベイビーヴィーノはL.シュルツ調教師が管理するヴィーノロッソ(父カーリン)産駒の牡馬。昨年12月にデビューして勝ち上がりはケンタッキーダービーの前日と5戦を要したが、続く前走のリステッドを10馬身3/4差で圧勝し、そして重賞初挑戦の今回で3連勝と一気に台頭してきた。
シュルツ師とJ.ヴァルガスJr.騎手はともにG1初制覇で、シュルツ師はハスケルSを初めて制した女性調教師に。米競馬メディア『bloodhorse.com』によるとシュルツ師は「やってみるまで分からないけど、前走後にここが彼を試す場のように思えたの」「彼は素晴らしい馬だけど、今回は彼にとって最大の挑戦だったし、本当に大きなことなの。経験したことのない道悪で成し遂げたのだから私たちは大喜びよ。信じられないわ」とコメントしている。
なお、今後についてシュルツ師は8月のトラヴァーズステークスや優先出走権を得たブリーダーズカップクラシックを含めて未定としている。
