ソヴリンティが米G1ホイットニーSを圧勝、次戦で早くもフォーエバーヤングと激突へ
2026年08月09日 13:45
米G1ホイットニーステークス(3歳以上、ダート9ハロン)が現地8日にサラトガ競馬場で行われ、2番人気のソヴリンティが第3コーナーの最後方から豪快に末脚を伸ばすと、逃げ粘る紅一点の4番人気ナイトロジェンに4馬身3/4差をつけて圧勝した。
出遅れたバエザ(3番人気)を従え、5番手で向正面に入ったソヴリンティは、第3コーナーまでに最後方まで下がり、逃げるナイトロジェンから一時は10馬身ほどの差。しかし、バエザと併せるように進出すると直線入口ではナイトロジェンの直後に迫り、勢いのままに飲み込んで決着をつけた。
ナイトロジェンは強豪牡馬たちと互角以上に渡り合い、道中2番手の6番人気アンティクエリアンをクビ差に封じて2着死守の大きな見せ場。1番人気のマグニチュードは序盤の先行争いで3番手に引くと揉まれ弱さを露呈し、第3コーナーでは早くも後退を始めて6着に惨敗した。
W.モット調教師が管理するイントゥミスチーフ産駒のソヴリンティは、昨年のトラヴァーズステークス以来となる1年ぶりの白星で4度目のG1制覇(重賞7勝目)。前走のスティーブンフォスターステークスではマグニチュードに逃げ切りを許して3着に敗れていた。
米競馬メディア『bloodhorse.com』などに対してモット師は「正直なところ、心からほっとしたよ。無敗だったり連勝中だったりした馬が負けると、当然、次はどうなるのかと誰もが気になるものさ。競走相手たちが全力を振るってくるのではないかと心配するが、今日の彼はそれをやってのけた」と久々の勝利に率直な胸中を打ち明けている。
そして、モット師は次走についてフォーエバーヤングが出走予定のジョッキークラブゴールドカップと明言。「逃げるわけにはいかないだろ?」と真っ向勝負を宣言した。
なお、思わぬ惨敗を喫したマグニチュードのJ.オルティス騎手は「もちろん、あれが彼の望む展開だった訳ではないが、時には対応しなければならない。今日は力及ばずだった」「私にできることは何もなかったよ。ただ自信を持って彼に乗った。手札でプレーしたが、上手くいかなかった」と完敗を認めている。
