【BCフィリー&メアターフ】芝中距離女王を目指す有力馬を紹介!

2016年11月04日 14:53

■レディイーライ 女王が完全復活を遂げ、迎え撃つ
デビューから無傷の6連勝をマークし、G1はBCジュヴェナイルフィリーズターフとベルモントオークス招待Sを勝っている。その後は蹄葉炎を発症し、現役生活のピンチに陥ったが、1年以上の休養を経て復帰。復帰戦のボールトンスパSは2着に終わったが、前走フラワーボウル招待Sを勝利し、G1・3勝目。好時計で快勝し、完全復活をアピールした。欧州から遠征してくる強豪馬との力関係がカギだが、地元のエースとして迎え撃てる態勢は整った。


■センティエロイタリア 地力は落ちるも相手なりか
前走フラワーボウル招待Sでは逃げて、レディイーライの2着に残った。2走前のボールトンスパSでは3着、昨年のベルモントオークスでも4着と、レディイーライに先着できていない。G1未勝利馬でもあり、対レディイーライには明らかに分が悪い。それでも大崩れしてないことは評価すべきだろうか。仮に相手なりに走るタイプであれば、軽視はできない。レディイーライが好走すれば、セットで本馬も好走してくる可能性がある。



■セブンスヘブン ファウンドを下した実績馬
前走英チャンピオンズフィリーズアンドメアズSは1番人気で5着に敗退。最後の直線での伸びがひと息で、明確な敗因はわからない。今年4月からほぼ1か月おきに使われていて、見えない疲れでもあっただろうか。実績的には今年の愛・ヨークシャーオークスの覇者で、今回のメンバーでは地力上位の存在。特に2走前のヨークシャーオークスでは、1番人気のファウンドを2馬身3/4退けて優勝している。自身の国際レーティングは120ポンドに及ばないが、それに近い評価をしてもいいかもしれない。巻き返しての優勝を目指す。

■クイーンズトラスト 強敵相手に善戦が続く
2走前のヨークシャーオークスでは、2着ファウンドから1馬身1/4遅れて3着に入線。そして、3走前のナッソーS(G1・芝9ハロン192y)では、1馬身1/4の2着。勝ったマインディングは、今年の英1000ギニー・英オークスの覇者で、欧州3歳牝馬ではトップクラスの存在。国際レーティングは120ポンドの評価を受け、10月にはクイーンエリザベス2世S(G1・芝8ハロン)を制している。本馬は前走英チャンピオンズフィリーズアンドメアズSに出走し、直線大外から追い込んで3着。大きなレースで善戦が続いており、要注目だ。

■シーカリシ トレヴとの対戦もあり、順調な臨戦過程
地元アメリカの馬だが、欧州遠征実績が豊富な馬。昨年はヨークシャーオークスに出走し、3着に善戦。続くヴェルメイユ賞でも3着。勝ったトレヴからは6馬身半離されたものの、世界最強クラスの牝馬相手では仕方がない。善戦と言えるだろう。今年は7月に戦線復帰し、4戦2勝。2走前はビヴァリーD.S(G1・芝9.5ハロン)で、アルズギャルを2着に下して見事に優勝。前走フラワーボウル招待Sでは3着に終わったが、ここに向けて順調にローテーションが組まれている印象だ。

■アルズギャル 前走E.PテイラーSでG1初制覇
G1初挑戦となった3走前のビヴァリーD.S(G1・芝9.5ハロン)ではシーカリシの2着。前走はE.PテイラーSに出走し、見事にG1初制覇を飾った。本番への関連度合いは、フラワーボウル招待Sに比べて落ちるものの、一応前哨戦という位置づけのレースになっている。03年のエリザベス女王杯で10番人気ながら3着に激走したタイガーテイルが、まさにこのレースで善戦しており、侮れないものがあると感じさせる。本馬は豊富なキャリアを積んで、階段を駆け上ってきた叩き上げタイプ。勢いは十分で、デキもピークに近いものがありそうだ。

■ヌーヴォレコルト
おのずと評価が高まる札幌記念で4着初の海外遠征となった昨年の香港Cで2着と好走。勝ったのは日本のエイシンヒカリで、この時の同馬の国際レーティングは123ポンドだった。同馬とは1馬身差ではあったが、本馬の国際レーティングは115という評価だった。今年に入ってから好走はないが、前走札幌記念で2着だったモーリスが天皇賞(秋)を完勝。3着だったレインボーラインが菊花賞で3着に好走。4着だった本馬の評価もおのずと高まる。今回は牝馬同士のG1。初のアメリカ遠征で、力を発揮できるかが最大の焦点だが、勝っても何ら不思議はない。