強豪揃いの愛チャンピオンS制したアルマンゾル、凱旋門賞は未定
2016年09月11日 14:59
現地10日に行われた愛チャンピオンステークスは、仏ダービー馬アルマンゾルが制した。2着にはファウンド、3着にはマインディングが入った。
アルマンゾルに騎乗したクリストフ・スミヨン騎手は、「素晴らしい馬だね。(アルマンゾルには)何度か騎乗して勝ったことがあるけど、今日で大舞台でも走ることがわかった」と絶賛。さらに、「愛チャンピオンステークスは本当にタフなレースなので、レース前に勝つことを想像することは難しかった。ペースが厳しかったけど、馬がリラックスしていたし幸運だった」と続けた。
アルマンゾルを管理するジャン・クロード・ルジェ調教師は、「レース後、疲れているようには見えなかった。クリストフ(・スミヨン)も楽に勝てたと言っていた」と話したが、次戦については明言をせずレースの余韻をかみしめた。「アスコット(チャンピオンS)か凱旋門賞が行われるシャンティイに行こうかと思う。決断は、この素晴らしい夜の後だね」。
この日の勝利でアルマンゾルのオッズは急上昇。ウィリアムヒル社のオッズでは、10月2日の凱旋門賞では17倍から6倍に、10月15日の英チャンピオンSでは11倍から7倍に変わっている。