マカヒキとクビ差のミッドターム、次走は凱旋門か英チャンピオンS
2016年09月12日 01:45
現地10日、日本からフランス遠征しているマカヒキが、シャンティイ競馬場で行われたG2ニエル賞(2400メートル)で勝利した。2着には、イギリスのミッドタームが入り復活を印象付けた。
デビュー2連勝で重賞制覇、3戦目となる英ダービー前哨戦のG2ダンテSでは当然のように1番人気の支持を集めたミッドターム。しかし、直線半ばで失速して5着に終わると、英ダービーを断念した。しかし、この日のニエル賞では逃げ粘り、マカヒキとクビ差の接戦を演じた。これにより陣営も、10月2日の凱旋門賞か10月15日の英チャンピオンステークスへの出走を視野に入れた。
レーシングマネージャーのテディ・グリムソープ氏は、「我々には2つのオプションがある。ミッドタームの状態を見ていく。人々はミッドタームが英ダービーで1番人気候補だったことを忘れている。昨年は、フリントシャーとニューベイを凱旋門賞に出走させた。どうなるかは殿下次第だ」と話した。
また、グリムソープ氏は、10日に行われた愛チャンピオンステークスで4着に敗れたニューベイの今後について語った。「ニューベイはアイルランドで良いレースをした。今後良くなると思う。状態を見守っていくが、凱旋門賞か英チャンピオンステークスの2つの選択肢がある」。