愛セントレジャー勝利のウィックローブレーブ、次走は豪G1メルボルンカップ

2016年09月13日 09:23

 現地11日の愛セントレジャーで大本命のオーダーオブセントジョージを破ってG1制覇を果たしたウィックローブレーブのオーナーが、豪G1メルボルンカップへの遠征を楽しみにしている。

 オーナーのニック・ピーコック氏は、2013年にウィックローブレーブと同じウィリアム・マリンズ調教師が管理していたシメノンでメルボルンカップに挑み、4着に敗れている。

 ピーコック氏にとってもウィックローブレーブの勝利は驚きだったようで、「まだ信じられない。トリップトゥパリスには先着するチャンスがあると思っていたが、オーダーオブセントジョージを負かすまでは予想していなかった。フランキー(デットーリ騎手)がとてもうまく乗ってくれた。オーストラリアへの遠征には非常にワクワクしているよ」と語っている。

 なおピーコック氏は、11月初めのメルボルンカップにウィックローブレーブを直行させる意向。「今から本番までの間に走らせるつもりはない。シメノンの時は10月にレースを使ったが、彼は8月から走っていなかったからだ。ウィックローブレーブの場合はそこまで間隔が開かないし、さらにひと叩きする必要はない」と話していた。