前走8着のハーザンド、主戦騎手は「凱旋門賞までに復活できる」

2016年09月14日 09:49

 今年の英愛ダービーを連覇したハーザンドは、現地10日の愛チャンピオンSでまさかの8着。10月2日の凱旋門賞へ向けて暗雲が漂い始めたが、主戦のパット・スマレン騎手は、愛馬が速やかに復活できると期待を込めている。

 実際にハーザンドは今春、英ダービー制覇してから3週間後の愛ダービーを勝利。優秀な回復力を証明している。

 スマレンは「(愛チャンピオンSでは)急に下がり始め、レース後は足をとても痛がって歩様が乱れていた。ただ言っておかなくてはならないのは、それが言い訳になるとはいえ大したことではないし、大きく負けてもいなかったということ。ただ運が悪かっただけなんだ」とコメント。「凱旋門賞までには治ると願っているし、2400メートルに戻るのは問題ない。また好走してくれるだろう。彼に対する信頼はいささかも揺らいでないよ」と語っていた。