ソーミダーが復帰戦飾り無傷の4連勝、次走はオペラ賞か
2016年09月15日 04:53
現地14日にヤーマス競馬場で行われた準重賞ジョンマスカーフィリーズSをソーミダーが快勝。復帰戦を白星で飾るとともに、デビューからの連勝を4に伸ばした。
レースは昨年のG1英インターナショナルSの勝ち馬で最大のライバルと見られていたアラビアンクイーンが主導権を握り、ソーミダーが直後の3番手でマーク。残り1ハロンで抜け出したソーミダーに対し、アラビアンクイーンは最後に差し込まれて3着に終わった。
アメリカ出張中のジョン・ゴスデン調教師に代わり、レイチェル・フッド夫人は「望んだ通りの結果で本当に嬉しい。ケンタッキーから電話をつないでいたジョンも喜んでいたわ」とコメント。「彼女はレースを楽しんでいるようだったし、フランキー(デットーリ騎手)も完ぺきな仕事をしてくれた。オーナーたちも満足していたわよ」と人馬を賞賛した。
ロイド・ウェーバー卿(馬主)夫人は「シャンティイ(オペラ賞)かチャンピオンズデーを検討しなくてはね。シャンティイへ行くにしてもメインイベント(凱旋門賞)を狙うのは楽観的すぎるから、彼女の性別に従うことになるでしょう」と、ソーミダーの次走としてオペラ賞を示唆している。