シャラーが1年ぶりの復帰戦快勝、次走はG1チャンピオンズスプリント

2016年10月02日 07:18

 2歳時にG1で2勝をあげるなど大器の評判を呼ぶも、骨盤の故障で1年の休養を余儀なくされたシャラーが、1日のG3ベンゴーSで見事に復活。15日のG1チャンピオンズスプリントを視界に入れた。

 レースで外ラチ側を進んだシャラーは残り1ハロンで手応え良く先頭へ。馬場の中ほどから前走G1スプリントC4着のメーロニッサが追撃してきたが、馬体を離したまま追いくらべに持ち込み、最後まで先を譲ることなくクビ差ねじ伏せた。

 このパフォーマンスにジョン・ゴスデン調教師は「馬も(デットーリ)騎手も自信満々だったね」と興奮を隠せず、「大レースの2週間前に使えて非常に幸運だった。2、3日様子を見て問題なければ、もう待ち切れないよ」と、15日のブリティッシュ・チャンピオンズスプリントが楽しみな様子だった。