A.オブライエン厩舎が凱旋門賞で上位独占、「アンビリーバブルだ」
2016年10月03日 10:24
日本ダービー馬マカヒキの挑戦もあって注目された現地2日の凱旋門賞は、A.オブライエン調教師の手がけた牝馬ファウンドが優勝。2着ハイランドリール、3着オーダーオブセントジョージも含めてオブライエン厩舎の上位独占という結果に終わった。
ファウンドは昨年10月の米ブリーダーズカップターフでこの年の凱旋門賞馬ゴールデンホーンを破る金星を挙げたものの、その後は5連続2着と勝ち星から遠ざかっていた。だが大一番で惜敗続きに終止符を打ってみせた。
2007年のディラントーマス以来2度目の凱旋門賞制覇を達成したオブライエン師は「ライアン(ムーア騎手)はファウンドが2歳の時から凱旋門賞を勝てるかもと言っていた。文句なしに彼は正しかった」と騎乗したムーア騎手を称賛。また上位3頭全てで共同オーナーとなっているマイケル・テイバー氏は「信じられないよ。凱旋門賞で1着、2着、3着を独占なんてアンビリーバブルだ。なんと言っていいか分からない。とにかく驚きだ」と快挙に大喜びだった。