短距離G1アベイドロンシャン賞、伏兵マーシャが制す

2016年10月03日 10:49

 現地2日、シャンティイで行われた5ハロンの短距離G1アベイドロンシャン賞は重賞未勝利馬だった伏兵マーシャが制する波乱の結末になった。

 3歳牝馬のマーシャは今年に入って準重賞は2勝したが、今回と同コース、同距離だった前走のG3では2着どまり。しかしこの日はルーク・モリス騎手の騎乗で本命メッカズエンジェルを3着に下して金星を手にした。なお2着にはメッカズエンジェルに競り勝ったワシントンDCが入っている

 モリスは「ボスがこのレースのためにマーシャをフレッシュな状態に仕上げてくれた。彼女には常々期待を寄せていたが、見事に花を添えてくれたね」と、マーシャを管理するマーク・プレスコット調教師の手腕と愛馬の力を称賛していた。