前走で初黒星のソーミダー、次走はBC挑戦が有力か

2016年10月05日 11:28

 現地2日の仏G1オペラ賞で3着に敗れて初黒星を喫したソーミダーだが、次走は11月に米国で行われるブリーダーズカップ・フィリー&メアターフへの遠征を視野に入れているようだ。

 ジョン・ゴスデン調教師が管理するドバウィ産駒の3歳牝馬ソーミダーは、5月にデビュー3連勝でG3を制覇。クラシック候補と期待されたものの故障でそれを棒に振り、9月の復帰戦を勝った後はオペラ賞でG1に初挑戦したが、スピーディーボーディングの3着に終わっていた。

 なおソーミダーは15日にアスコットで行われる英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズSに登録済みだが、米国遠征の方が有力な模様。レーシングマネージャーのシモン・マーシュ氏は「次走についてはジョンたちに任せているが、私はBCが最適だと考えている」とコメント。「(BCなら)ペースも彼女向きになると思う」と話している。