サトノクラウンの父マルジュ死亡、インディジェナスらG1馬を輩出

2016年10月12日 11:12

 1991年のマイルG1セントジェームスパレスSを制して種牡馬入りしたマルジュが、28歳で死亡した。

 ラストタイクーン産駒のマルジュは1991年の英ダービーで2着に入り、セントジェームスパレスSでG1勝利。この年限りで引退して種牡馬入りすると、初年度からヴェルメイユ賞とヨークシャーオークスを制したマイエマと仏オークス馬シルシラを輩出した。

 その後もソヴィエトソング、ヴィヴァパタカ、インディジェナス、シンチョン、マルジュシップら各国のG1馬を送り出した。日本では2015年のダービー3着馬サトノクラウンの父としても知られる。また今月の仏G1アベイドロンシャン賞を制したマーシャは母の父がマルジュだ。