少雨のアスコット、英チャンピオンSは例年通り外回りで実施

2016年10月13日 10:42

 内回りコースでの実施が予定されていた今年の英G1チャンピオンSだが、この計画が破棄され、通常の外回りコースで施行されることになった。

 チャンピオンズデーの時期は雨が多く、不良での開催もめずらしくないアスコット競馬場だが、今年は比較的雨量も少なく、12日の時点で外回りコースは稍重から重(GoodからGood to Soft)くらいの状態。レースが行われる15日までの予報も、事前のものより雨量が減少している。

 コース管理者のクリス・スティックル氏は「12日朝に1.5mmの降雨がありましたが、天気予報によると、我々が予測したほどの雨量はないようです。土曜日(15日)は乾燥した天気になり、降っても通り雨程度になりそうです。金曜日に雨が降るかもしれませんが、我々としては1~5mmくらいと見ています。予測する中で最大の雨量になったとしても、今と同じくらいの馬場状態を維持できるはずです」と、最悪でも重(Good to Soft)での開催を見込んでいる。