スプリント女王襲名へ、G1で3勝目狙うクワイエットリフレクション

2016年10月15日 09:20

 今季はすでに6ハロンのG1を2勝している3歳牝馬クワイエットリフレクションが、現地15日にアスコットで行われる英チャンピオンズスプリントで3個目の勲章を見据えている。

 クワイエットリフレクションは2走前の英G1ジュライカップで3着に終わってキャリア2敗目を喫したが、9月の前走スプリントカップでG1の2勝目を飾った。

 カール・バーク調教師は「今回は6月のコモンウェルスカップから7キロ、前走からだって2キロは重くなった。彼女はまだ成長しているし、来年はもっとすごい牝馬になるだろう」と成長を示唆している。

 ここでは8月に5ハロンG1ナンソープSを勝ったメッカズエンジェルが強敵になると見られているが、バーク師は「メッカズエンジェルは素晴らしい牝馬だが、こちらほど安定感があるわけではないから」と、クワイエットリフレクションのほうが上と自信を見せていた。