ゴドルフィン、メルボルンCへ新たな刺客投入
2016年10月20日 09:58
現地19日にジーロン競馬場で行われたG3ジーロンC(2400m)は、イギリスから遠征したゴドルフィンの6歳馬キウイが、2番手でマークしたグレーライオンの追撃をアタマ差振り切って逃げ切り勝ち。重賞初制覇を飾った。さらに3/4馬身差の3着にはキウイと同じチャーリー・アップルビー厩舎のオーシャノグラファーが後方から差し込んだ。
7月末以来の実戦となったキウイは、好発から難なくハナを切ってスローペースに持ち込むと、中盤から徐々にピッチを上げてグレーライオンを迎え撃ち、叩き合いの末に際どくリードを守り切った。
この結果を受け、アップルビー師は「キウイをメルボルンCに忍び込ませようと思う。500mでも距離が延びればチャンスも増すだろうから。オーシャノグラファーもね」と控え目ながら両馬の参戦を表明。また、コーフィールドC2着のスコティッシュについては「(22日の)コックスプレートでウィンクスとハートネルの対決を見て、スコティッシュの次走を決めたい」と、メルボルンC出走は同じゴドルフィン所有のハートネル次第となることを示唆している。