スマレンが9度目の愛リーディング騎手に、素質馬の勝利で決める
2016年10月30日 08:16
パット・スマレン騎手が現地29日にレパーズタウン競馬場で行われた2歳未勝利戦(トート・ヨーロピアン・ブリーダーズ・ファウンド・フィリーズ・メイドン)をテンペラで勝利。自身9度目となる愛リーディング騎手(平地)のタイトルを確定させた。
テンペラは10月10日のデビュー戦で4着。2戦目の今回はエイダン・オブライエン調教師が管理するアスキング(2着)とパペッツショー(3着)を退け、単勝3倍の1番人気に応えた。
「期待通り。来年は良くなるよ。2着も素質馬だし、このレースはいい馬を輩出するからね。この時期に、この手の未勝利戦を勝ち上がる牝馬はステークス級さ」と手応えを語るダーモット・ウェルド調教師は、早くも来季の青写真を描けたようだ。「7ハロンから1マイルが合っているようだから、ギニー・トライアルのどれかで復帰させるよ」。