キューカードが障害G1で大差勝ち、陣営は「チェイス3冠」へ意欲
2016年11月20日 10:37
現地19日にヘイドック競馬場で行われた障害G1ベットフェア・チェイス(24ハロン)を、コリン・ティザード厩舎の10歳馬キューカードが2着に15馬身差をつけて圧勝した。
キューカードは昨年も7馬身差で完勝しており、これで連覇を達成したことになるが、2013年にも4馬身半差で快勝。最近4年で3度目の優勝となった。
ベットフェア・チェイスはボクシング・デー(12月26日)のキングジョージ6世チェイス、2017年3月のチェルトナム・ゴールドカップとともに「ジョッキークラブ・チェイス3冠」に指定され、3冠を達成すると100万ポンドのボーナスが付与される。
昨年のキューカードは2冠を制したものの、最後のチェルトナム・ゴールドカップで競走中止の不運に見舞われた。管理するティザード師は雪辱を期し、キューカードの次走としてさっそくキングジョージ6世チェイスへ向かうことを明言している。