8日、シャティン競馬場で香港国際競走の抽選会が行われ、香港カップに出走するエイシンヒカリはゲート番1に決まった。

　エイシンヒカリの平井克彦オーナーは、自らくじを引き、1番の札を見たときに満面の笑みを浮かべた。「本当は4番から8番あたりが良かったけど、逃げ馬なので本来は一番良いとこなので、よくよく考えたら一番いいところ引いたのかなと思います」。

　快速馬のエイシンヒカリは、これまで14戦して10勝。逃げが決まったときはめっぽう強い。その一方で2着、3着はなく、大勝か大敗のどちらかと気分屋だ。それだけに、平井オーナーは「複勝は買わないほうがいいかもしれない(笑)。男らしく単勝勝負で負ける時は散ってください」と、日本のファンには単勝を勧めた。

　エイシンヒカリは、馬番、ゲート番ともに1番。平井オーナーは、愛馬の香港カップ連覇を期待した。「そうなってほしいです。1枠1番なので、あとは1着になれば1が3つろいます」。