J.クローリー騎手、復帰初日はツキに見放される

2016年12月15日 12:04

 今季の平地最多勝騎手(英国)に輝いたJ.クローリー騎手が現地14日、10月末に負った落馬負傷から実戦復帰。2つの競馬場をはしごして精力的に騎乗するも、成績は7戦して未勝利、2着4回とツキに見放された。

 クローリー騎手はリングフィールド競馬場で復帰初戦を迎え、単勝2.75倍の1番人気馬で逃げ切りを狙うも、残り100mを切った地点で捕まり惜敗。次のレースでも単勝2.5倍の1番人気馬に騎乗したものの、3馬身3/4差の2着に終わった。開催終盤にはゴール寸前まで先頭をキープしながら、あと数完歩という所で単勝51倍の伏兵に勝利をさらわれている。

 その後はケンプトン競馬場のナイター開催に移動。最初のレースで1番人気馬に及ばず2着に終わると、残り2戦は勝ち負けにからめなかった。