キューカードの主戦騎手、キングジョージ6世チェイスへ自信
2016年12月22日 10:52
クリスマス翌日のボクシングデーに行われるキングジョージ6世チェイスで、僚馬シスルクラックとの激突が注目を集めるキューカード。最近8戦の手綱を取るパディー・ブレナン騎手は、パートナーの状態について十分な手応えを感じている。
「今朝、コリン・ティザード(調教師)のところに行って、前走のベットフェア・チェイスから初めて跨がってみたけど、キューカードはすごく気分が良さそうだったよ。過去最高かもしれないね。コースに出して軽く障害を飛んだら抜群でね。申し分なかったよ」と、ブレナン騎手の口ぶりは自信に満ちていた。
一方、最大のライバルとされる僚馬シスルクラックは、ハードル障害の経験こそ豊富なものの、より難易度の高いチェイス界では新参者。しかし、トム・スクダモア騎手は昨年のチャンピオンに挑戦する適切な機会と感じているようだ。「今が切り札を使う時さ。馬主たちとも話をして、キングジョージで通用するかも聞かれたけど、シスルクラックの経験不足は気にならないレベルだよ」と負けていない。