カリフォルニアクローム引退戦、大外枠も調教師は「どんな言い訳もできない」
2017年01月25日 11:23
名馬カリフォルニアクロームが引退レースである現地28日のG1ペガサスワールドカップで引いた枠順は12番。しかしもし敗れたとしても、その理由として外枠だったからとは言わないだろう。
このレースはカリフォルニアクロームにとって引退レースであるだけでなく、昨年のブリーダーズカップクラシックで苦杯をなめさせられたアロゲートへの雪辱戦でもある。しかも総賞金は600万ドル(約6億8000万円)だったBCクラシックの倍で、ドバイワールドカップすら凌いで史上最高額の1200万ドル(約13億6000万円)だ。
A.シャーマン調教師は「我々はどんな言い訳もできない。唯一の救いはスタートで長くゲート内にいないで済むことくらいだろう」とコメント。「カリフォルニアクロームはカリフォルニアクロームだ。内枠が欲しかったが、彼ならあらゆる困難を克服してくれると信じている」と語っている。