豪州で芝の世界最高賞金レースが新設、その名も「ジ・エベレスト」

2017年02月02日 10:33

 豪州のランドウィック競馬場に芝のレースとしては世界最高となる賞金総額1000万豪ドル(約8億7300万円)、1着賞金580万豪ドル(約5億600万円)の芝1200m戦「ジ・エベレスト」が新設されることになった。

 レースはシドニー地区の競馬統括団体であるレーシング・ニューサウスウェールズ(RNSW)とランドウィックやローズヒルガーデンズ競馬場などを経営するオーストラリアン・ターフ・クラブ(ATC)の共同事業として施行され、今年の10月14日に第1回を開催予定。フルゲートは12頭で、先ごろ行われた世界最高賞金レースのペガサスワールドカップのように、参加するには60万豪ドル(5240万円)の高額で出走枠を取得する必要がある。

 なお、出走枠を購入した馬主は権利の売却や未所有の馬主と共同での参加も可能になる見込み。