障害レースの名馬シスルクラック、腱損傷で今季絶望に

2017年02月22日 11:50

 現地21日、障害レースの名馬シスルクラックが脚を痛めて今季絶望となったことが分かった。

 C.ティザード調教師は「残念だが今季は全休になる。シスルクラックは昨晩、足に少し熱を持って痛がっていた。今朝になって検査したところ、腱にわずかな断裂が見つかった」とコメント。「毎年のように起こる程度のもので、深刻な事態でないのは分かっている」と続け、クリスマス頃には復帰できるはずだとの見通しを示している。

 シスルクラックは昨年のチェルトナムフェスティバルでG1ライアンエアーワールドハードルを制するなど、12月末のG1キングジョージ6世チェイスまで9連勝。ただし1月末のG2コッツウォルドチェイスではメニークラウズの2着に敗れて連勝がストップしていた。