ナドアルシバT連覇懸かるシェイクザイードロード、強敵はヴァジラバド

2017年02月23日 10:21

 今季で8歳を迎えたシェイクザイードロードが、現地23日にメイダン競馬場で行われるG3ナドアルシバトロフィー(芝2810m)で連覇に挑む。シェイクザイードロードは昨シーズン終盤に9月のドンカスターカップ、10月の英チャンピオンズロングディスタンスカップとG2を連勝。今回はそれ以来の実戦となる。

 管理するD.シムコック調教師は「仕上がりは良さそうだよ。去年も初戦でこのレースを勝ったし、加減は分かっているからね。今年は相手も強そうだけど、きっと彼は頑張ってくれるさ」と期待とともに送り出す。

 相手筆頭はA.ドゥロワイエデュプレ調教師のヴァジラバド。通算13戦9勝で前走はG1ロワイヤルオーク賞を勝っている。ビューティフルロマンスとレッドガリレオの2頭出しで臨むS.ビン・スルール調教師は、ビューティフルロマンスについて「前走はオーストラリアでいい勝ち方だったし、ドバイに着いてからも好状態だよ」と自信あり気なものの、レッドガリレオには「今年すでにこの条件で勝っているけど、今回は格上げ戦だから」と控え目な評価だった。