豪移籍のトーセンスターダム、G1フューチュリティSで惜しくも2着

2017年02月26日 10:13

 日本で活躍後に豪州へ移籍したトーセンスターダムが、現地25日にコーフィールド競馬場で行われたG1フューチュリティステークス(3歳以上、芝1400m)に出走。好位追走から直線で先頭に立つも、ゴール寸前で一番人気の僚馬ブラックハートバートに差し込まれ、惜しくもG1初制覇を逃した。3着にはエクアドルが入線している。

 ブラックハートバートは11日のC.F.オーアステークスに続き、今季だけで4度目のG1制覇と目下の勢いを見せつけた。

 日本デビューのトーセンスターダムは2014年にきさらぎ賞とチャレンジカップを制すなど活躍し、2016年の東京新聞杯9着を最後に豪州のD.ウィアー厩舎へ移籍。9月のG2ダトタンチンナムステークス(ムーニーバレー競馬場、芝1600m)では4着に終わったが、それ以来の実戦で変わり身を見せた。なお、同馬は2015年3月に日本から豪州に遠征してG1ランヴェットステークス(芝2000m)で2着があり、現地のG1では2度目の2着と上位の実力を示している。