G1RSAノービスチェイス、レース止めたマイトバイトが驚異の差し返し

2017年03月16日 10:34

 現地15日、フェスティバル2日目のチェルトナム競馬場で行われたG1RSAノービスチェイス(3マイル1/2ハロン)は、1番人気のマイトバイトが大きくリードして最終障害を飛越後に急減速。レースを止めるような形になって一時2番手に下がるも猛然と巻き返し、ハナ差で勝利をもぎ取った。

 2着に同厩のウィスパー、さらに10馬身離れた3着にはベルシルが入線した。

 N.ヘンダーソン調教師は管理馬のワンツーフィニッシュに「どうすべきか判断がつきかねたから、同じレースに2頭を使った」と戦前の評価を明かした上で、「変わったレースだったね。マイトバイトはただ赤ん坊みたいなものだけど、すごい才能を秘めているよ。皆は同着でいいかもしれないけど、そうではない。マイトバイトがベストホースだったからさ」と、大きなロスを克服してG1初制覇の愛馬を絶賛していた。