シーウィルレイン、巧みなコース取りで世界最高賞金2歳G1を制覇
2017年03月19日 10:10
2歳戦としては世界最高の賞金総額350万豪ドル(約3億350万円)を誇るゴールデンスリッパーステークス(芝1200m)が現地18日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われ、牝馬のシーウィルレインがラチ沿い追走から抜け出して快勝。G1初制覇を飾った。
2.3馬身差の2着にフローリック、さらに2.8馬身差の3着にはチューリップが入線している。
シーウィルレインは外目の枠順から発馬直後にラチ沿いに切り込み、序盤の後方3番手からスルスルと上昇。そのまま先団に追いついて直線早々に抜け出した。フローリックも後方から経済コースをキープして2着確保に成功しており、不良馬場のため直線で外に持ち出されたチューリップは作戦が裏目に出る結果となった。