アディラート、武豊を背に迫力の追い切り

2017年03月22日 19:09

 アディラートは本番でも手綱を取る武豊騎手を背にダートコースで6ハロンの追い切りを行った。馬場に入ってからは馬自身にスイッチが入ったように、キビキビとした動きを披露。調教師の指示通り、一杯に追われて5ハロンから64秒1-50秒6-37秒2というラップを刻んで、最後は11秒9でフィニッシュとなった。

(須貝尚介調教師のコメント)

 環境に慣れるのが早く、リラックスしています。今日は6ハロンからの追い切りで最後は気合を入れて欲しいと指示を出しました。追い切り後の息の入りも良かったですし、思った通りの調教ができました。日本とはダートの質が異なりますが、スムーズに走ってくれれば良い結果が期待できると思います。大外から内を見ながら進めて行ければいいと思います。

(武豊騎手のコメント)

 今朝は調教師に「最後は目を覚まさせるように追って欲しい」とのオーダーがありました。馬場入りの際はおとなしく、落ち着きすぎかなと思いましたが、追い切りが始まってスピードを上げていくと、きちんと速く動いていました。カイ喰いもシッカリとして、輸送も問題なし。毛づやも良く、状態は上々です。ドバイのダートも気にしていることもありませんでしたし、スタートを決めて良いレースを見せたいです。