アロゲート騎乗のM.スミス「ガンランナーの後ろにつける」

2017年03月24日 18:52

 25日のドバイワールドカップで大本命候補のアロゲートに騎乗するM.スミス騎手は、愛馬の出来に満足しつつ、ライバルにはガンランナーを指名した。

 ドバイに到着し、自身の目でアロゲートを確かめたスミスは、「ルックスが素晴らしいです。調教も順調で、レースへの準備ができている。勝つには十分なチャンスです」と満面の笑みを浮かべた。

 昨年11月のブリーダーズカップクラシックと今年1月のペガサスワールドカップでカリフォルニアクロームを退け、世界最強の称号を手に入れたアロゲート。出来はその時の2レースと比べてもそん色はなく、逆に絶好調だとスミスは絶賛する。「BCクラシック以来、馬がとても良くなっている。どんどん良くなっていますね。この機会に騎乗できるのは素晴らしいことです」。

 22日の馬番・ゲート番抽選会では、9番に決まった。「良い番号ですね。ちょっと外目だけど大丈夫です」。ライバルには、アロゲートを管理するB.バファート調教師と同じく「ガンランナー」を指名した。

 自身が期待するレース展開は、「好スタートを切って、アロゲートの後ろにつけたいです。2番手あたりでいければ、いい結果にはなると思います」。スミスはライバル馬のうしろにつけて、世界最強の座にふさわしい大仕事をするつもりだ。