W.ビュイック、「ジャックホブスはデンジャラス」

2017年03月24日 19:27

 W.ビュイックは、25日にメイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーにおいて、ドバイターフでリブチェスター、ドバイシーマクラシックではジャックホブスに騎乗する。どちらの馬も、勝つチャンスは十分あると手ごたえをつかんでいるようだ。

 リブチェスターは、昨年8月にマイルG1のジャックルマロワ賞を制覇。同じマイル戦の10月のクイーンエリザベス2世Sでは、昨年の欧州年度代表馬に輝いたマインディングに1/2馬身差の2着だった。ビュイックは、マイル戦で強さを発揮してきたリブチェスターについて、「勝つチャンスがある」と、1800メートルのドバイターフでも勝つ気満々だ。

 一方、ジャックホブスは、2015年のアイルランドダービーを制した実力馬。昨年は故障で4月から戦列を離れていたが、10月の英チャンピオンステークスで復帰。欧州最優秀3歳牡馬アルマンゾルの3着と、半年ぶりのレースで見事な復活を果たした。ドバイシーマクラシックはそれ以来のレースとなるが、「タフなレースだけど、彼はとてもデンジャラスな存在。(ドバイシーマクラシックに出走する)ポストポンドを脅かす存在だよ」と、大一番での一発を狙っていた。