25日のドバイターフでヴィブロスの5着に終わったムタケイエフは、ロイヤルアスコット開催（6月）のG1クイーンアンステークスへ直行することになりそうだ。陣営は雨で軟化した馬場がムタケイエフに合わなかったと考えており、帰国後は夏場の連戦を楽しみにしているとのこと。

　ハムダン殿下のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「彼があのような馬場を好まないのは解っていたので、よく走ったと思っています。ジム（クローリー騎手）は少しフワフワしていて、掛かるところもあったと言っていましたが、久しぶりのレースでしたから。馬場をこなせなかっただけで、誰のせいでもありません」とレースを振り返ると、「幸い無事に帰ってきましたし、クイーンアンSに直行することになるでしょう」とプランを明かした。