レディオレリア、ロイヤルアスコット開催で欧州再遠征

2017年04月15日 17:46

 昨夏に仏G1モルニー賞を勝ったアメリカ調教の3歳牝馬レディオレリアが、再度の欧州遠征を見据えて現地15日に米キーンランド競馬場にて行われるジャイアンツコーズウェイS(芝1100m)で今季初戦を迎える。

 レディオレリアは2歳だった昨季、6月に英アスコット競馬場でのG2クイーンメアリーSを制覇。続くモルニー賞も勝ち、9月に英ニューマーケット競馬場で行われたG1チェヴァリーパークSは3着だった。

 W.ウォード調教師はロイヤルアスコット開催での欧州遠征を目指している模様。「復帰戦は重賞ではないものの、優秀な古馬牝馬のスプリンターも何頭か出てくる。ここはアスコットへ向けた前哨戦だよ。キングズスタンドS(英G1、芝1000m)がレディオレリアのターゲットだ。3歳馬だからコモンウェルスカップ(英G1、芝1200m)にも登録するが、5ハロン戦のほうが彼女に向いていると思う」と語っている。