現地15日にキーンランド競馬場で行われたG1ジェニーワイリーステークス（4歳以上牝馬、芝1700m）で米芝中長距離路線の名牝レディイーライが始動。圧倒的人気を背負い直線で一旦は先頭に立つも、ゴール寸前で差し切られてアタマ差の2着に惜敗した。

　優勝したのは2番人気のディッキンソンで、道中は好位のラチ沿いを追走。直線入り口で進路が狭くなって行き場を失い、背後から外に持ち出されたレディイーライにかわされたが、さらに外へ立て直して末脚を爆発させ、ゴール寸前で鮮やかに逆転した。

　ディッキンソンはG1初制覇。2走前にG3で重賞初制覇を飾り、前走ではG2も勝ってステップアップしてきた。