スティールオブマドリード、今季初戦を重賞初制覇で飾る
2017年04月20日 13:31
ニューマーケット競馬場で現地19日に行われたアールオブセフトンステークス(4歳以上、芝9ハロン)は、昨年10月以来の今季初戦となったスティールオブマドリードが1/2馬身差で勝利。重賞初制覇を飾った。
スティールオブマドリードを勝利に導いたP.ドッブス騎手は「去年は1マイル半(2400m)を数回試したけど、道中は良くてもゴールまでもたない感じだったんだ。距離を短くしたのはグッドアイデアだったね。冬を越して大人びたし、成長したよ」と勝因を挙げた。
これに対してR.ハノン調教師は「去年はうまくいかなかったね。彼のことは1マイル半の馬だと思っているけど、今日くらいの距離で好走していたから、使い出しは去年も勝っているこの条件にしようと思ったんだ」と明かし、「選択肢はいくつかあって、ロイヤルアスコットも含まれる。ジョッキークラブステークスに登録しているし、その週にはニューベリーにもレースがある。ハードウィックステークスを視界に入れられるようならね」と、あくまで2400mの重賞を狙っていく考えを示している。