現地23日、愛ナヴァン競馬場にてG3ヴィンテージクロップステークス（芝14ハロン）が行われ、圧倒的1番人気に推されていた昨年の凱旋門賞3着馬オーダーオブセントジョージが2着に敗れる波乱があった。

　勝ったのはC.オドノヒュー騎乗のトルセドール。オーダーオブセントジョージは1馬身半差の2着だった。

　5歳馬のトルセドールは重賞初挑戦での初勝利。前走はレパーズタウン競馬場で同距離の一般戦を勝利していた。今回の勝利でブックメーカーのベットフェアは英ゴールドカップでのトルセドールの単勝オッズを17倍としている。

　オーダーオブセントジョージを管理するA.オブライエン調教師は「いい走りだった。フォームもよかったし、申し分ない。（目標の）英ゴールドカップ前だから走りがいつもと違ったんだろう。休み明けでもあったし、これから変わっていくと思う」とコメントしている。