英1000ギニー初参戦のJ.オブライエン師「日曜が楽しみ」

2017年05月04日 17:32

 キャメロットとのコンビで2012年ダービーと2000ギニーの英2冠を制すなど、騎手として華々しく活躍しながら、23歳の若さで調教師に転身したJ.オブライエン師。昨年6月に新たなキャリアをスタートすると、初日にいきなり7戦4勝を挙げて驚きを呼んだ。

 そんなオブライエン師が、イントリケイトリーと共に臨む英1000ギニーを楽しみにしている。イントリケイトリーは昨年9月にモイグレアスタッドステークスで番狂わせを演じ、オブライエン師にとって初のG1制覇となった。当時は彼の父であるA.オブライエン調教師が管理し、英1000ギニーの有力馬となっているロードデンドロンを3着に退けている。

 イントリケイトリーはレパーズタウン競馬場で行われた今季初戦の愛1000ギニートライアルで4着に終わったものの、オブライエン師は彼女がロウリーマイル(英1000ギニーの舞台)で存在感を増してくれるものと見込んでいる。「状態はいいし、順調ならニューマーケットで(英1000ギニーを)走らせるよ。レパーズタウンの内容は十分。一所懸命に走っていたし、変わり身があると期待しているんだ。どんなことになるか、日曜が楽しみだね」。