スウィートセレクション、今季初戦で重賞初制覇

2017年05月04日 17:56

 現地3日にアスコット競馬場で行われたG3サガロステークス(4歳以上、芝16ハロン)は、5歳牝馬のスウィートセレクションが直線2番手から抜け出し快勝。重賞初制覇を飾った。

 1馬身1/2差の2着にプリンスオブアラン、さらに3/4差の3着にはニアリーコートが入線し、昨年の英セントレジャーの覇者ハーバーロウは最下位の7着に沈んだ。

 レース後に「もし金曜の調教を見ていたら“なぜ彼女をレースに使うの”と思ったはずだよ」と切り出したH.モリソン調教師は、「見ての通り、彼女はより大きく、強くなって復帰したということさ。道中はスムーズだったし、位置も抜け出すタイミングも、かつてないほどドンピシャだった」と絶賛。「今度は(ロイヤルアスコットの)英ゴールドカップだね。恐らく直行することになるよ」と、次なる目標に上半期最大の長距離G1を挙げた。