G3パレスハウスS、マーシャがG1馬の意地

2017年05月07日 08:41

 現地6日にニューマーケット競馬場で行われたG3パレスハウスステークス(芝5ハロン)は、昨年のG1アベイドロンシャン賞を制した4歳牝馬マーシャがクビ差で勝利。G1ホースの貫禄を示した。

 2着にG1未勝利ながら1番人気のワシントンディーシー、さらに1馬身差の3着には2015年にこのレースを勝ったことがあるゴールドリームが続いた。なお、プロフィタブルは出走回避している。

 接戦の勝利に貢献したL.モリス騎手は「彼女は凄く調子が良かったのだと思う。ボタンを押したら電気が通じて、あとは幸運を祈るだけだったよ。今年は彼女にもっと大きな勲章が待っているはずさ。5ハロンがベストだから、キングズスタンド(ステークス)やアベイ(ドロンシャン賞)が進むべき道だろうね」と、さらなるG1獲りへ太鼓判。管理するM.プレスコット調教師も「ヘイドック(テンプルステークス)に行くつもりだったけど、恐らくアスコット(キングズスタンドS)を待つことになるよ。牡馬なら(次走は)ヘイドックだったけど、牝馬だからね」とロイヤルアスコット開催への直行を示唆した。