チャーチルが英2000ギニー完勝、A.オブライエン師は最多の8勝目
2017年05月07日 08:57
英牡馬クラシック第1弾の2000ギニーが現地6日にニューマーケット競馬場で行われ、1番人気に推されたチャーチルが1馬身差で完勝。デビュー2戦目から6連勝でクラシックの栄冠を手にした。
2着争いはバーニーロイがクビ差でアルヴケールを抑え、クレイヴンステークスを制して評価を急上昇させてきたエミネントは6着に終わった。
史上最多の英2000ギニー8勝目となったA.オブライエン調教師は「彼は大きな馬だし(今季)初戦というのを凄く心配していたんだ」と振り返った一方、「穏やかで集中力があり、自信に満ちているから、もしマイルをこなせるようなら、1マイル半(2400m)も問題ないように思ってね。実際のところは判らないのだけど、彼なら行けると思うんだ」と2冠獲りへの手応えを明かしている。
これに対し、共同馬主の一人であるクールモアグループのM.テイバー氏は「セントジェームズパレスステークスはお気に入りだけど、愛しているのはダービーだからね。まぁ、今日のところは(先を考えず)楽しませてもらうよ」と、ダービー優先の思いを明かしつつ次走についての言及は避けた。